「普通の幸せ」の裏側にある違和感
本作は、大学時代からの友人である3人のアラサー女性が主人公です。一見幸せそうに見える彼女たちも、誰にも言えない切実な悩みを抱えているといいます。皆さんの周りにも、もしかしたら似たような悩みを抱えている方がいらっしゃるかもしれませんね。
花:モラハラ夫との生活
結婚相談所で出会った「条件の良い夫」との生活。しかし、そこには日常的なモラハラと、言い出しにくい違和感が積み重なっていたといいます。結婚生活において、こうした「違和感」は、時間とともに大きな溝となることもありますよね。

真弓:不倫に求める「ときめき」
友達のような夫婦関係に安心感はあったものの、ふとしたきっかけで出会った男性との「不倫」に、忘れていたときめきを求めてしまう。安定と刺激、どちらを選ぶか、悩ましい選択です。

亜里沙:キャリアと妊活のプレッシャー
仕事を優先し、キャリアを築きたいバリキャリ女子。良い夫に恵まれながらも、周囲からの「妊活」へのプレッシャーや自身の病気に直面し、家族の形を模索する。キャリアと家庭の両立は、多くの女性が直面する課題ではないでしょうか。

3人の女性がそれぞれの悩みを抱えながら、どのような選択をしていくのか。ぜひ、彼女たちの物語を見守っていただきたいです。

弁護士による専門的な解説も収録
本作には、年間約300件もの離婚相談を受ける弁護士の後藤千絵氏による解説も収録されているとのことです。これにより、「30代は最も離婚率が高い世代である」という統計的事実や、モラハラ離婚のケースなど、実務の現場から見た現代の離婚事情が専門的な知見から語られているといいます。作品のリアリティをさらに深める要素となりそうですね。
著者プロフィール
ゆりゆ氏は、漫画家であり、「シリーズ立ち行かないわたしたち」第2回新人賞入賞者です。女性の内面を鋭く切り取ったSNS漫画を多く描かれています。
書誌情報
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タイトル:『離婚するなら、今日かもしれない』
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著者:ゆりゆ
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発売日:2026年4月10日(金)
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定価:1,430円(本体1,300円+税)
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判型:A5判
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ページ数:160ページ
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ISBN:978-4-04-607830-8
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発行:株式会社KADOKAWA
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KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322507000508/
「シリーズ立ち行かないわたしたち」について
本作は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による「シリーズ立ち行かないわたしたち」の一環として刊行されます。このシリーズは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行しているそうです。
見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。
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「シリーズ立ち行かないわたしたち」公式X:https://x.com/semi_comicessay
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コミックエッセイ劇場「シリーズ立ち行かないわたしたち」:https://www.comic-essay.com/comics/tatiikanai/
皆さんの人生を考えるきっかけの一つとして、この本が役立つことを願っています。それではまた、賢作でした。
株式会社KADOKAWA公式サイト:https://www.kadokawa.co.jp/

