調査概要
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調査対象:全国の男女
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調査日:2025年12月9日
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調査機関:自社調査
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調査方法:インターネットによる任意回答
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有効回答数:500人(女性350人/男性150人)
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回答者の年代:20代 18.4%/30代 36.0%/40代 26.0%/50代 14.6%/60代以上 5.0%
パートナーに選ぶなら「たまに衝突する人間」が多数派
全国の男女500人に「たまに衝突する人間」と「完璧に気が合うAI」のどちらをパートナーに選びたいか尋ねたところ、73.6%の人が「たまに衝突する人間」を選びました。AIを選択した人も26.4%おり、AIとのパートナーシップに前向きな層も一定数存在することが分かります。

完璧に気が合うAIを選ぶ理由
「完璧に気が合うAIを選ぶ」と回答した人たちの理由の1位は「衝突したくない(33.3%)」でした。2位には「煩わしくない(22.7%)」、3位には「ストレスが少なそう(16.7%)」が続きます。

人間関係にありがちな摩擦や気遣いから距離を置きたいという思いが、AIを選択する大きな理由になっているようです。具体的なコメントとしては、「人との喧嘩はかなりストレス。完璧に気が合うAIなら衝突しなさそうだと感じるから(20代 女性)」や「人間関係は煩わしく気持ちが落ち込むこともあるが、AIなら心配なさそう(60代以上 男性)」といった声が寄せられました。
また、「パートナーは人間であるべき」という固定観念にとらわれず、「相手がどれだけ自分にとって負担が少なく、心地よい存在か」を重視する人もいることが判明しました。AIとの関係では、空気を読んだり気を遣ったりする必要がなく、自分を取り繕う必要がないため、自然体でいられるという魅力も挙げられています。
たまに衝突する人間を選ぶ理由
一方、「たまに衝突する人間を選ぶ」と回答した人たちの圧倒的1位は「人間関係には衝突も必要(41.6%)」でした。2位は「実際に一緒にいられる(7.8%)」、3位は「AIをパートナーにはできない(6.8%)」となっています。
人間同士の衝突や人間関係の煩わしさを、「パートナーとの関係を深め、自分を成長させる要素」として受け止める人が多いようです。「異なる考え方があるから価値観がアップデートできるし、世の中が発展すると思うから(30代 男性)」といった意見や、「衝突したらイラッとしますが、結果的に自分の至らなさや新しい考え方に気づける(40代 男性)」といった声が聞かれました。
パートナーには言葉以上の体験を求める声も多く、「触れ合うこと」「同じ空間で時間を共有すること」「表情や仕草を通じて気持ちを感じ取ること」など、AIにはできないことを重視する傾向が見られます。また、AIをパートナーとすることへの違和感や、「AIは人間の代わりにはなれない」という心理的な距離感を持つ人もいるようです。
完璧に気が合う関係は安定しているものの、面白みに欠けると感じる人もいます。たまに衝突することで価値観のズレを認識し、関係を修復する過程で面白みを感じるという意見も挙げられました。
パートナーに求めることは「誠実さ」
「パートナーに求めること」の1位は「誠実さ(27.4%)」でした。次いで2位は「優しさ(22.4%)」です。長く安心して一緒にいられる関係性を求める人が多いことが分かります。

「嘘をつかない」「裏切らない」といった誠実さや、安心感を与えてくれる優しさが重視されています。また、「一緒にいて居心地がいい」「自分を尊重してくれる」「価値観が合う」「話し合いができる」「自分にはないものをもっている」といった要素も上位に挙がっており、パートナーとの関係性において多角的な側面を重視していることがうかがえます。
まとめ
今回のアンケート調査から、完璧に気が合うAIとのパートナーシップは快適でも、「予測できるからこそ面白みに欠ける」「成長につながりにくい」と感じる人も多いことが分かりました。衝突や不完全さも含めて人間関係の一部と捉え、それによる成長を重視する人が多数派です。
一方で、人間関係の煩わしさや衝突を避け、安心でストレスの少ない関係をAIに求める人も一定数存在します。現代社会では、パートナーとの関係において「心の負荷を減らすためにAIを選ぶ」という新しい価値観が生まれていると言えるでしょう。
この調査結果に対し、株式会社アノテテ代表取締役の岸本渉氏は、「センシティブな相談をAIで対応できるようにしたいというニーズが多く寄せられる一方で、常に肯定されているようで信頼できないという声もよく聞かれる。本調査から読み取れる『衝突による成長を生み出さない』という点は、まさにAIの課題といえるかもしれません」と考察を述べています。

監修者紹介
岸本 渉
株式会社アノテテ 代表取締役
生成AIの活用で企業の業務変革を支援する株式会社アノテテの代表取締役。2022年9月に「日本語特化大規模自然言語モデル」を独自開発し、生成AIチャットボット「Tebot」などAIを用いた各種ソリューションサービスを提供しています。
株式会社アノテテについて詳しくはこちら:https://anotete.co.jp/
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株式会社R&Gについて
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