出会いのきっかけ、マッチングアプリが不動の1位!
2025年に交際を始めた社会人に、現在の恋人との出会いのきっかけを尋ねたところ、最も多かったのは「マッチングアプリ(41.7%)」でした。これは3年連続でトップを飾り、前年比9.5ポイント増と過去最高を更新しています。

かつて主流だった「職場・学校」や「知人友人の紹介」といった出会いは減少傾向にあります。忙しい現代社会において、自分の希望や価値観に合う相手を効率的に探せるマッチングアプリは、もはや恋人探しや結婚相手探しにおけるインフラとして定着したと言えるでしょう。

マッチングアプリ利用者は交際開始がスピーディー!
マッチングサービス利用者と非利用者を比較すると、出会いから3ヶ月以内に交際を開始した割合は、利用者の方が11.1ポイントも高いという結果が出ています。

マッチングサービスでは、最初から恋人や結婚相手を探すという目的が一致しているため、関係がスムーズに進展しやすいと考えられます。これが、交際までのスピードに差を生む要因となっているようです。
交際前に「将来像」を確認する合理的な恋愛観
交際前に確認した価値観について聞くと、マッチングサービス利用者は「子どもが欲しいか」「結婚願望の有無」において非利用者を上回りました。

「好きになってから条件を擦り合わせる」のではなく、将来的なミスマッチを避けるために「条件が合う相手と恋愛感情を育む」という、合理的で現実的な恋愛スタイルが現代の社会人の間で広がっていることがうかがえます。一方で、「金銭感覚・収入」については非利用者の方が高い数値を示しており、マッチングサービスではプロフィールで情報が確認できるため、会話での確認の必要性が低い可能性があります。
恋愛相談はデジタルが主流に?AIやサイトの活用も
交際までの恋愛相談に関して、全体の約半数がAIや恋愛情報サイトの意見を参考にしていることが判明しました。特にマッチングサービス利用者は、非利用者よりも5.7ポイント高い活用率を示しています。

マッチングサービス利用者は、理想の相手に出会うという明確な目的意識から、恋愛の成功確率を高めるために情報収集に積極的であると言えるでしょう。また、共通の知人がいない「ゼロからのスタート」が多いため、客観的な示唆を得られるAIや情報サイトを信頼できる相談相手として活用する傾向が高まっていると考えられます。
マッチングアプリ特有のストレスも露呈
交際までに感じたストレスを比較すると、マッチングサービス利用者は「初対面の緊張・恐怖(非利用者比+10.0pt)」や「同時進行への疑心暗鬼(同+7.7pt)」が特に高い結果となりました。

全く知らない相手と繰り返し会うことや、常に他と比較される環境は、マッチングサービス利用者特有の心理的負担となっています。一方、非利用者は「突然の音信不通」によるストレスが高く、コミュニティ内での人間関係の断絶がより深く心に残りやすいと推測されます。
偶然の出会いから「自分主導の出会い」へ
今回の調査から、出会いの方法によって恋愛の進め方や向き合い方が大きく異なることが見えてきました。特にマッチングサービス利用者は、感情だけでなく、タイムパフォーマンスを重視し、リスクを回避しながら、AIやデータを活用して成功確率を意識して行動している点が特徴的です。
出会い方に優劣はありません。大切なのは、自分がどんな恋愛スタイルを望むのかを理解し、最適な出会い方を選ぶこと。これからの恋愛において、この視点がますます重要になっていくことでしょう。
調査概要
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調査機関: 株式会社ジャストシステム
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調査方法: インターネット調査
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調査期間: 2025年12月17日~12月29日
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調査対象: 2025年に交際を開始した20代~40代の社会人男女655人


