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「共同親権」施行で変わる離婚の形:男性からの調査依頼増加の背景を考える

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共同親権制度がもたらす変化

これまでの日本では、離婚の際に父母のどちらか一方が親権を持つ「単独親権制度」が一般的でした。このため、親権を巡る争いは激化しやすく、また「男親は親権を取るのが難しい」という認識から、男性が親権を諦めてしまうケースも少なくなかったようです。皆様の中にも、そのような経験をされた方や、身近で耳にした方がいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、共同親権制度の選択肢ができたことで、状況は少しずつ変わり始めているようです。特に注目されているのは、男性からの調査依頼が増加しているという点です。

調査依頼の男女比に現れる変化

ある調査によると、共同親権に関する改正法が成立して以来、男性からの「妻の不倫調査の依頼」が増加傾向にあるといいます。

2023年度男女比率

2023年度の調査依頼の男女比を見ると、女性が6割、男性が4割という割合でした。やはり、女性からの依頼が多い印象を受けますよね。

ところが、共同親権制度の施行が間近に迫った2025年度になると、その比率に大きな変化が見られます。

2025年度男女比率

2025年度には、男性からの相談者数が約半数にまで増加し、2年前と比べて約12%も増えているのです。この数字は、男性が「親権が取れないかもしれない」という不安から解放され、積極的に行動しようとしている表れではないでしょうか。

「共同親権」が男性の意識を変える

これまで、もし妻側に不貞があったとしても、その証拠を取ることで妻が感情的になり、「子供に会わせてもらえなくなるのが怖い」と感じ、調査に踏み切れない男性が多かったといいます。しかし、共同親権という選択肢ができたことで、男性たちは「親権が取れないかも」という不安を払拭し、しっかり不貞の証拠を押さえて、「離婚をする、しない」という交渉においてイニシアチブを取りたいと考えるようになったのです。私自身も、この変化には驚きを隠せません。

共同親権スタート

具体的な事例をいくつかご紹介しましょう。

ケース(1) Aさん(34歳 男性 公務員 お子様3人)の場合

結婚10年目のAさんは、ここ半年で奥様の外出が増え、お風呂にも携帯を持っていくなど怪しい行動が見られたため、ご自身が夜勤の際に奥様が子供を実家に預けて浮気しているのではないかと疑い、調査を依頼されました。

調査の結果、奥様は実家に子供を預けた後、高校時代の同級生と密会しており、不貞の証拠が取れました。さらに、この同級生以外にも2人の男性と不貞関係にあったことが判明したそうです。

Aさんはこの結果を受け、「3人の男性と不倫していることが分かったので、離婚は決めています。ただ、共同親権が選択できるようになるまで、離婚は切り出さないようにします!子供は絶対あきらめないです」と話されていたといいます。その後、共同親権制度が施行されたため、不倫相手と奥様の両方に慰謝料請求を行い、同時に離婚の話を進める方向で弁護士に相談中だそうです。お子様への強い思いが伝わってきますね。

ケース(2) Yさん(46歳 男性 会社員 お子様2人)の場合

結婚14年目のYさんは、リモートワークで子育てにも積極的に関わってこられた方です。しかし、1年前の転職を機に奥様の帰宅が遅くなり始め、休日でも友人と出掛けることが増えたため、調査の相談にいらっしゃいました。下着が派手になり、家でも男性とLINEしている様子が見られたため、浮気の可能性が高い状況でした。

Yさんは相談当初から「親権は絶対に渡したくない。リモートワークで僕の方が妻より子供と関わる時間が長いですから。妻とは離婚したいです」と強く望んでいたそうです。

予想通り、奥様は同僚男性と不倫関係にあり、その証拠が取れました。

Yさんは今後について、「妻にも、不倫相手にもしっかり慰謝料請求をします。本当は単独親権を望んでいましたが、監護権は僕が取り、共同親権にすることで話がまとまりそうです。妻の不貞は許すことができませんが、お互い子供の親同士という立場で今後は協力していこうと思います」と話されています。お子様のために、冷静に将来を見据えているYさんの姿勢には、学ぶべき点が多いと感じました。

夫の立場と子供のメンタルを守る共同親権

従来の単独親権制度では、離婚の際に父母の一方が親権を失うため、夫婦間の激しい争いがお子様の精神的な安定に影響を与えるケースも少なくありませんでした。親の争いでお子様が傷つくのは、本当に心が痛むことです。

この共同親権の施行により、「親権」を理由にパートナーの不倫に耐え忍んでいた方が減り、また、親の争いによって傷つくお子様が減少することを、私も心から願っています。共同親権が、より多くの家族にとって良い選択肢となることを期待したいですね。

今回の情報源は、株式会社RCLのウェブサイトでも詳しくご確認いただけます。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。賢作でした。

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