現代女性の「リアル」を描く特別読切
「JOUR」は創刊40周年を記念し、豪華な作家陣による特別読切を連続で発表されています。先月の第1弾に続き、2026年3月2日に発売された「JOUR4月号」では、第2弾と第3弾として、らくたしょうこ先生と藤原ハル先生のお二人が登場されています。
お二人の先生がそれぞれの視点から描く「現代女性のリアル」とは、一体どのようなものなのでしょうか。私たち読者にとって、きっと心に響くメッセージが込められていることでしょう。
らくたしょうこ先生が贈る、心温まるご自愛ドラマ
まずご紹介するのは、TVドラマ化もされた『雨上がりの僕らについて』の著者である、らくたしょうこ先生の初寄稿作品『やめる時も、すこやかなる時も。』です。

この作品では、32歳、彼氏持ち、なんとなく生きているOLの藍那さんが主人公です。結婚をぼんやりと考えていた彼氏からの「爆弾発言」により、自暴自棄に陥る様子が描かれているとのこと。そして、その姿を上司に見られてしまうという展開が気になりますね。
現代を生きる中で、ふとしたきっかけで自分の人生や選択に疑問を抱く瞬間は、決して珍しいことではないかもしれません。特に、恋愛や結婚といったテーマは、多くの女性にとって切実な問題として心に重くのしかかることがあるのではないでしょうか。この作品が、傷ついた心にそっと寄り添い、自分を大切にする「ご自愛」というテーマをどのように描いているのか、とても興味深く感じます。
藤原ハル先生がつづる、ひそやかな恋物語
続いて、さまざまな女性の選択と機微を描いたオムニバス『元気でいてね』が各所で話題となっている藤原ハル先生の作品『凪にさざなみ』をご紹介します。

この物語の主人公は38歳、アラフォーの独身女性です。仕事は定時で終え、坂の上での一人暮らし。穏やかで満ち足りた日々を送っていた彼女の日常が、年下の青年との出会いによって波立ち始めるというあらすじです。
「ときめきと戸惑いに揺れる」という表現が、なんとも言えない大人の恋の機微を想像させますね。年齢を重ねる中で、新たな出会いや感情に直面した時、私たちはどのように向き合っていくのでしょうか。私自身も、そうした心の動きに共感する部分があるかもしれません。藤原ハル先生の繊細な筆致で描かれる、ひそやかな恋の行方をぜひ見守ってみたいものです。
「JOUR4月号」の詳細
今回ご紹介した特別読切が掲載されている「JOUR2026年4月号」は、2026年3月2日に発売されました。定価は700円(税込)で、A5判です。発行元は株式会社双葉社です。
現代女性の心に寄り添うこれらの作品を通じて、新たな発見や共感が生まれるかもしれませんね。ぜひ手に取って、じっくりと味わってみてはいかがでしょうか。
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JOUR編集部公式X: https://x.com/JOUR_hensyuubu
最後までお読みいただき、ありがとうございました。賢作でした。


