婚活経験者の8割以上が結婚生活に「幸せ」を感じている
ナコード総研が全国の婚活経験のある既婚者800名を対象に行った調査によると、現在の結婚生活に「とても幸せを感じている」「やや幸せを感じている」と回答した人の合計は、全体の82.9%にものぼりました。内訳は「とても幸せ」が40.4%、「やや幸せ」が42.5%と、多くの方が結婚生活に幸福感を抱いていることがわかります。これは素晴らしい数字ですね。

幸福度は属性では測れない?年代・性別・年収との関連性
興味深いことに、この幸福実感率は、性別、年代、職業、世帯年収、子供の有無といった属性では体系的な差が見られませんでした。例えば、年代×性別の幸福実感率は、男性20代の73.7%から女性20代の87.8%までと幅はあるものの、どのグループも7割を超えています。意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。結婚生活の幸せは、表面的な条件だけでは測れないということが、このデータからも見えてきます。

幸せを分けたのは「結婚前の自己理解」の深さ
では、一体何が結婚生活の幸福度を分けていたのでしょうか。調査では、結婚前の自己理解を測る独自指標「パーソナル婚活スコア」を用いて、回答者を高群・中群・低群に分けて比較しています。その結果、スコアが高い人ほど幸福実感率が高く、高群では90.6%だったのに対し、低群では57.4%と、実に33.2ポイントもの大きな差がありました。自分のことを深く理解しているかどうかが、これほどまでに影響するとは、考えさせられます。

特に重要だったのは「パートナーと築きたい関係」の言語化
自己理解を構成する6項目を個別に見ていくと、特に「パートナーとどんな関係を築きたいかイメージできていた」という項目で、「できていた」群と「できていなかった」群との幸福実感率の差が18.7ポイントと最も大きくなっています。自分の弱点を分析することよりも、自分が何を大切にし、パートナーとどんな関係を築いていきたいのかを言葉にできる力のほうが、幸せな結婚生活と強く関わっている可能性がうかがえますね。相手への理解も大切ですが、まずは自分自身を深く知ることが、幸せな関係の第一歩なのかもしれません。

また、結婚の決め手別では、「価値観が近いと感じた」人の幸福実感率が91.0%と最も高く、「意見が違っても話し合えると感じた」人も90.2%と高い水準でした。一方で、「困ったときに支え合えると感じた」人では、「まったく幸せを感じていない」の割合が12.7%と最も高くなっています。もちろん、支え合いは結婚生活において非常に大切ですが、単に支え合うだけでなく、その前に、価値観の共有や対話の重要性があるのかもしれません。
ナコード総研の総括と賢作のまとめ
今回の調査結果から、婚活を経て結婚した多くの方が幸せを感じていること、そしてその幸せを大きく左右するのは、結婚前の「自己理解」の深さ、特に自分の価値観や築きたい関係性を言葉にする力であることが明らかになりました。
この調査結果は、私たちに多くの示唆を与えてくれますね。婚活は、単に相手を探す活動にとどまらず、自分自身と向き合い、未来の結婚生活を具体的にイメージする過程でもあるのだと、改めて感じました。このような自己理解を深める支援が、これからの婚活においてますます重要になってくるのではないでしょうか。
本調査結果の詳細レポートは、ナコード総研noteレポート(Vol.2 第1部)にて公開されていますので、さらに詳しく知りたい方はぜひご覧になってみてください。
次回、Vol.2 第2部では、交際中のパートナーとの「話し合い」が幸福度や価値観の合致とどのように関連するかが検討されるとのこと。そちらの発表も楽しみですね。
調査概要
-
調査名: 婚活と幸せな結婚生活に関する実態調査 2026
-
調査主体: ナコード総研(運営:株式会社いろもの)
-
調査方法: インターネットによるアンケート調査
-
調査期間: 2026年6月10日
-
調査対象: 全国の婚活経験のある既婚者800名/20〜49歳男女(男性:362名/女性:438名)
さて、今回の調査結果から見えてきた「幸せな結婚生活のカギ」について、皆さんはどのように感じられましたでしょうか。
私自身も、パートナーとの関係性をより良くしていくために、まずは自分自身と向き合うことの大切さを改めて感じました。
このレポートが、皆さんのこれからの婚活や結婚生活を考える上での一助となれば嬉しいです。
それでは、また次の機会にお会いしましょう。賢作でした。


