結婚後の幸福は、交際中の「対話」から生まれる
「婚活と幸せな結婚生活に関する実態調査 2026」の第2部が、ナコード総研から発表されました。この調査は、全国の婚活経験のある既婚者800名を対象に行われ、交際中のパートナーとの話し合いが、結婚後の幸福や価値観の合致にどのように影響するかを探ったものです。
調査結果のサマリーを見ると、交際中に話し合えたテーマの数が多い人ほど、結婚後の幸福実感率が高いことが浮き彫りになりました。例えば、話し合えたテーマが0個だった人の幸福実感率は50.0%に留まるのに対し、8〜9個のテーマを話し合えた人では、なんと97.3%もの人が幸福を実感しているそうです。この差は、驚くほど大きいですよね。皆様は交際中に、どのくらいパートナーと語り合っていましたか?

しかし、興味深いことに、すべてのテーマが平等に話し合われているわけではないようです。「住まい・生活リズム」といった生活に直結するテーマは比較的話し合いやすい傾向にありますが、「困ったときの支え合い方、意見が違ったときの向き合い方」や「家事の分担」といった、意見の相違が表面化しやすいテーマは、交際中に話し合われにくい傾向が見られました。結婚生活において非常に重要なこれらのテーマが、十分に話し合われていないというのは、少し心配になりますね。

価値観の合致が幸福感を高める
現在の結婚生活において「価値観が合っている」と感じる領域が多い人ほど、幸福実感率が高いという結果も出ています。価値観の合致が0〜3領域の人では幸福実感率が31.6%でしたが、全9領域で価値観が合致していると感じる人では、98.9%が幸福を実感しているとのこと。価値観の合致がこれほど幸福度に直結するとは、私も驚きました。

「とても幸せ」と感じている既婚者の結婚生活をさらに詳しく見てみると、「結婚生活に納得感がある」「困ったときに支え合っている」「配偶者と一緒にいて安心できる」といった項目で、9割以上の人が「あてはまる」と回答しています。良好な関係性の基盤には、やはり安心感や信頼があることが伺えます。

さらに、この調査では、結婚前の自己理解が高い人ほど、交際中にパートナーと話し合えたテーマ数も多いことが示唆されています。自己理解、対話、価値観の合致、そして幸福という一連の流れが結びついているのかもしれませんね。自己理解を深めることが、幸せな結婚への第一歩になる可能性を秘めている、と私も感じました。
幸せな結婚生活への提案
今回の調査結果から、幸せな結婚生活を築くためには、交際中の「話し合い」がいかに重要であるかが明確になりました。特に、意見の相違が生じやすいテーマこそ、避けることなく言葉を交わすことが大切だと言えるでしょう。婚活をされている方、あるいはこれからのパートナーシップを考えている方にとって、この調査結果は、お相手探しの機会だけでなく、交際中に大切なテーマを話し合う過程そのものへの支援が重要であることを示唆しています。
この調査の詳細レポートは、ナコード総研noteにて公開されています。ぜひご一読ください。
次回、Vol.2 第3部では、結婚後に「もっと話し合っておけばよかった」と思われるテーマや、話しにくいテーマへの向き合い方と幸福の関係が報告される予定です。こちらも楽しみですね。
皆様にとって、今回の記事がより良いパートナーシップを築くための一助となれば幸いです。賢作でした。


