映画鑑賞後の対話から見えた「子どもに会いたい」という切実な思い
2026年7月18日、東京都港区の妙善寺にて開催されたこの上映会には、離婚を経験した約20名の男女が参加されました。映画鑑賞後には対話会が実施され、参加者の皆様は自身の経験や現在の悩み、共同親権制度への期待や不安について、率直な意見を交わされたそうです。


映画をきっかけに、普段は言葉にできない感情が共有され、制度だけでは語れない当事者のリアルな現実が浮かび上がってきたとのこと。皆さんの心には、どのような感情が去来するでしょうか。
いくつか、参加者の方々の声をご紹介させていただきます。
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40代男性:
「この映画を観るのは3回目です。離婚して、子どもの連れ去りも経験しました。孤独感にさいなまれた映画の主人公の心情が痛いほどよく分かります。幸い、子どもとの面会は月1回許されています。が、もっと会う回数を増やせたらと思いますが先方の弁護士からは『月1回が慣例』と言われており、それ以上の進展は望めません。海外の事例などと比較し日本はどうなのだろうか?また子供の教育は将来への影響を考えるともっと、会う回数を増やせないかと考えさせられました。」 -
40代女性:
「私自身も離婚を経験しました。私には経済力が無かったため子どもは元夫と生活する選択肢しか無かった。が、今になって後悔する日々を過ごしています。子どもに会いたくても会えない。この映画は、子どもに会えない苦しさや悲しさを思い起させる・・・そんな内容でした。」 -
20代女性:
「外国籍の父と、日本国籍の母の間に生まれた私の人生は、この映画の主人公ときわめて類似した環境です。父には10年以上会う事も出来ずにいましたが20代になって久しぶりに会えました。父母の離婚の事情は幼少期の私には、くわしい事情は分かりませんでしたが、別れた父親には会えない寂しさや苦しさは言いようのない悲しみでした。法律は誰のためにあるのか?深く考えさせられる映画でした。」
対話会で浮き彫りになった課題と感情の共有
対話会では、参加者の皆様から次のような意見が多く聞かれたそうです。
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参加者約20名中16名(80%)が「共同親権になっても話し合いの難しさは変わらない」と回答されました。しかしながら、4名(25%)の方からは「wakaiのスマホ調停を使うことで(話し合いは難しいながらも)感情的にならず冷静に話を進める事が出来た」という声も聞かれました。
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約70%の方が「映画をきっかけに初めて自分の感情を言葉にできた」と述べられました。
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同様に約70%の方が「子どもの気持ちを考える機会になった」と回答され、この上映会が社会的にも示唆のある機会であったことが伺えます。
その他にも、個々の参加者からは、以下のような切実な意見が寄せられました。
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「子どもに会えない時間が親子双方に影響している」
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「共同親権になったが、具体的な運用方法が分からない」
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「子どもの前では強がってしまうが、本当は毎日会いたい」
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「離婚後も親として協力したいが、話し合いの場がない」
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「制度が変わっても、お互いに話し合える環境がなければ前に進めない」
制度だけでは解決できない心の部分、そして話し合いの重要性が浮き彫りになったように感じます。今回の映画上映会は、映画を通じて当事者同士が安心して経験を共有できる場となり、制度運用の課題を考えるきっかけになったのではないでしょうか。
wakaiの今後の取り組みと社会への提案
株式会社wakaiは、今後も上映会で寄せられた意見を匿名化・整理し、以下のテーマについて継続的に情報発信を行っていくとのことです。
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共同親権制度開始後の実態
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面会交流で起きている課題
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養育費に関する悩み
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子どもの心理的負担
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当事者が求める支援
wakaiは、離婚を積極的に推奨するのではなく、人生を前向きに進めるスタートラインに立つ機会を応援する事業を展開しています。スマホ調停や養育費未払いなど、さまざまな社会課題解決に向き合うその実態に、今後も注目が集まることでしょう。株式会社wakaiの活動にご興味のある方は、ぜひ以下のリンクをご覧ください。
こうした動きが、離婚後の親子関係に悩む多くの方々にとって、一筋の光となることを願ってやみません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。賢作でした。


