婚活の「不平等感」、実は男性の方が強く感じていた
婚活情報サイト「オミカレ」を運営する株式会社オミカレが、婚活中の男女817名(女性499名/男性318名)を対象に実施した「婚活の不平等感に関する男女のホンネ調査」の結果が明らかになりました。
この調査で特に注目すべきは、「婚活を進める中で、男女で不平等だと感じる瞬間があるか」という問いに対し、「頻繁にある」と回答した割合が、女性19.2%に対して男性34.6%と、男性の方がはるかに高かった点です。私も男性として婚活を経験した身なので、この結果には少し驚きつつも、頷ける部分も多いと感じました。年代別に見ても、20代から50代まではすべて男性の方が不平等感が強いという結果が出ていますね。
全体の72.5%が何らかの不公平感を抱えているという実態は、婚活が多くの人にとって決して平坦な道のりではないことを示しているのではないでしょうか。皆さんはこの数字を見て、どのように感じますか?
不平等感の中身は男女で真逆
では、具体的にどのような点に不平等を感じているのでしょうか。調査結果によると、その内容は男女で大きく異なっていました。
男性が強くプレッシャーを感じているのは、「経済力・年収の高さ」や「費用負担」といった経済的な側面です。婚活パーティーの参加費やデート代など、男性側が負担することが多いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。私も、自分の経済力が相手にどう評価されるのか、常に意識していた時期がありました。
一方、女性が不公平感を抱くのは、「年齢による有利・不利」や「求められる条件の差(年収 vs 年齢・容姿)」といった点です。年齢が上がると婚活が不利になるのではないか、という不安や、男性に求められる条件と女性に求められる条件が異なることへの不満は、多くの女性が感じていることかもしれません。確かに、社会全体で年齢に対する見方が男女で異なる場面は少なくありませんから、婚活においてもそうした意識が影響しているのかもしれませんね。
このように、男女それぞれが異なる種類の負担、男性は経済的コスト、女性は時間的コストという形で不平等感を抱いていることが、今回の調査で明確になりました。これは、婚活における課題が、一方向的なものではなく、多角的な視点から捉える必要があることを示唆しているように思います。
結婚後は「対等」な関係が主流に
婚活中の不平等感とは対照的に、結婚後の理想のライフスタイルについては、男女平等志向が主流であることが明らかになりました。
「男女ともにフルタイムで働き、家事・育児も5:5で折半する対等型」(37.4%)と「共働きだがどちらかがセーブする両立型」(38.4%)を合わせると75.8%に達し、「一方が大黒柱として働き、もう一方が専業主婦(主夫)となる分業型」を望む人はわずか14.8%にとどまります。特に20代では「対等型」が43.9%でトップとなるなど、若年層ほど男女平等志向が強い傾向が見られます。
これは、婚活の入り口で感じる不平等感と、結婚後の理想の形との間にギャップがあることを示しているのではないでしょうか。結婚生活ではパートナーと対等な関係を築きたいと願いながらも、婚活の段階では依然として性別による固定観念やプレッシャーを感じているのかもしれませんね。
興味深いのは、60代以上では「その他」の回答が29.9%と高い割合を占めたことです。その理由として、「フィーリング」「信頼関係がある」「お互いを思いやり、協力し合える関係が理想」「性格が合う人」といった、いわゆる「人生の伴走者」としての相性を優先する声が目立ちました。若い世代が家事や仕事の「役割分担」を意識する一方で、シニア層はより本質的な「心のつながり」を求めているのかもしれません。これは、結婚観が世代によって多様化している良い例だと感じました。
婚活の課題と未来に向けて
今回の調査から、婚活における「不平等感」は、単純な「男性が得/女性が損」といった一方的な構図では捉えられないことが明らかになりました。不平等を感じる頻度は男性の方が高く、その内容は経済的負担と年齢評価という、異なる種類のプレッシャーとして現れています。
一方で、結婚後のライフスタイルについては、男女ともに「対等」を志向する人が多数派であることも分かりました。このギャップを埋めることが、今後の婚活をより良いものにしていくための鍵になるのではないでしょうか。誰もが自分らしく、前向きにパートナー探しに取り組める社会になることを、私も心から願っています。
株式会社オミカレは、会員数100万人を超える日本最大級の婚活情報サイト「オミカレ」を運営しており、イベント掲載数、参加者数、口コミ数で国内No.1を誇るとされています。同社は、リアルとオンライン双方で出会いの機会を創出し、誰もが自分らしく前向きにパートナー探しに取り組める社会の実現を目指しているそうです。

今回の調査結果が、皆さんの婚活やパートナーシップについて考えるきっかけになれば幸いです。それでは、また次回のコラムでお会いしましょう。賢作でした。

