婚活男女817名に聞く「初回デートの会計」
株式会社オミカレは、婚活中の男女817名(女性499名、男性318名)を対象に「婚活の不平等感に関する男女のホンネ調査」を実施しました。この調査では、婚活で誰もが直面する初回デートの会計に焦点を当て、2024年の調査結果と比較しながら、男女の意識差を深く掘り下げています。
調査期間は2026年6月16日から6月30日まで。20代から60代以上まで幅広い年代の婚活男女が回答しています。
「男性が奢る」慣習は依然として主流
2024年の調査では、女性の約6割が「初回デートは男性が全額または多めに負担すべき」と回答し、「交際前はカッコ良いところを見せてほしい」という本音が明らかになりました。参考記事はこちらです。
初めてのデート代は男性の全額負担が当たり前?奢り奢られ論争で『1円も奢りたくない』の本音爆発!理想の初デートプランについてもリサーチ
そして、2026年の最新調査でも、この傾向は変わっていません。初回デートのお会計について、男女合計の「理想」と「実際の行動(現実)」を見てみましょう。
| 完全割り勘 | 男性が多め | 男性が全額 | 誘った側/収入が多い側 | その他 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 理想 | 8.1% | 30.3% | 52.9% | 6.3% | 2.5% |
| 現実 | 9.2% | 26.9% | 56.7% | 3.5% | 3.7% |
「男性が全額支払う(奢る)」が、理想(52.9%)でも現実(56.7%)でも最多となっています。2年前と変わらず、初回デート代は男性が奢るものだという考えや期待が、依然として強く残っていることがうかがえます。皆さんは、この結果をどのように受け止められますか?
男性が抱える「理想と現実」の大きなギャップ
この調査で特に顕著だったのは、男性側の「理想と現実のギャップ」です。
| 女性 | 男性 | |
|---|---|---|
| 理想:男性が全額支払う | 59.8% | 42.0% |
| 現実:男性が全額支払う | 50.3% | 66.7% |
| 理想と現実の差 | △9.5pt | +24.7pt |
男性が「全額支払うのが理想」と回答した割合は42.0%であるのに対し、実際に「全額支払っている」割合は66.7%と、24.7ポイントも差があります。本音では「割り勘」または「少し多め」で十分と考える男性が約半数を占めるにもかかわらず、実際には3人に2人の男性が全額を負担しているという実態が浮き彫りになりました。
私も男性として、このギャップには共感する部分があります。私たち男性は、一体どうすれば良いのでしょうか。
年代別に見ると、特に40代男性でこのギャップが最も大きく開いています。
| 年代(男性) | 理想:全額支払う | 現実:全額支払う | 差 |
|---|---|---|---|
| 20代 | 26.7% | 53.3% | +26.6pt |
| 30代 | 23.0% | 41.9% | +18.9pt |
| 40代 | 40.0% | 73.7% | +33.7pt |
| 50代 | 53.2% | 71.6% | +18.4pt |
| 60代以上 | 51.4% | 81.1% | +29.7pt |
40代男性は、理想(40.0%)に対して現実(73.7%)と、33.7ポイントもの差があります。これは、「本音では奢りたくないが、最も奢らされている」という状況を示しているのかもしれませんね。
割り勘提案で8割の女性が「好感度低下」
男性が本音を押し殺して奢らざるを得ない背景には、女性側のシビアな評価があります。
初対面の男性から「完全な割り勘」を提案された場合、「好感度が下がる」と回答した女性は79.4%(非常に下がる42.3%+やや下がる37.1%)に上ります。「気にしない」と答えた女性はわずか17.7%にとどまりました。
年代別に見ると、20代女性では「下がる」が69.3%である一方、50代では83.2%、60代以上では90.0%に達しています。年代が上がるほど「男性が奢るべき」という価値観が強まる傾向が明らかになりました。
正直なところ、この数字を見て私も少し身が引き締まる思いです。男性としては、初回デートで良い印象を与えたいと考えるのは自然なことでしょう。
「時代遅れ」と感じつつも「割り切る」男性たち
一方、男性自身は「デート代は男性が奢るべき」という風潮について、どのように感じているのでしょうか。「当然の義務・マナーだと思うので気にならない」と答えた男性は32.8%にとどまりました。
残りの63.2%は、「時代遅れ(不平等)だと感じるが、婚活を円滑にするため割り切っている」(31.5%)、「相手の出方次第で判断したい」(19.6%)、「非常に不満・不平等だと感じる」(11.7%)と回答しており、何らかの形で違和感や負担を抱えていることが分かります。
特に若年層ほどこの傾向は顕著で、「時代遅れ」と感じる割合は20代男性で53.3%、30代男性で33.9%に達しています。
| 年代 | 「時代遅れ」と感じる割合 | 世代傾向 |
|---|---|---|
| 20代 | 53.3% | フラットな金銭感覚を持つZ世代。不平等感への違和感が最も強い |
| 30代 | 33.9% | ミレニアル世代。従来の慣習とフラット志向の狭間で葛藤 |
| (全体) | 31.5% | ー |
昭和・平成から続く「男性が奢る文化」と、Z世代・ミレニアル世代の「フラットな金銭感覚」との間で、意識の歪みが生じているのかもしれませんね。
まとめ:理想と現実の狭間で揺れる「お会計」の最適解とは
2024年の調査から2年が経過した現在も、初回デート代を巡る「理想と現実」のギャップは解消されるどころか、男性側の負担感や諦め感という形でより深化していることが判明しました。
交際前の初デートでは、かっこいいところを見せて、大事にされているという安心感やトキメキを感じてほしいという女性側の期待。そして、無理な負担なく、お互い対等な関係でスタートしたいという男性側の本音。
婚活における初回デートの会計は、単なる金銭のやりとりではなく、お互いの真剣度や価値観を測る複雑なコミュニケーションとなっているようです。お互いが気持ちよく過ごせる関係を築くためには、どうすれば良いのでしょうか。きっと、お互いの価値観を理解し、尊重し合う姿勢が大切になってくることでしょう。
オミカレでは今後も、男女双方が納得感を持って出会いを楽しめるライフデザインの機会を提供していくとのことです。
株式会社オミカレについて

株式会社オミカレは、婚活情報サイト「オミカレ」を運営しており、会員数は100万人を超えています。日本全国の婚活パーティー・マッチングイベント・街コンなどのイベント掲載数・参加者数・口コミ数は国内No.1を誇ります。その他、ビデオ通話型マッチングアプリ「オミカレ Live」も運営し、自治体・事業者との連携も強化しながら、リアルとオンライン双方での真面目な出会いの機会創出に尽力しています。
詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。
今回の調査結果は、私たち一人ひとりが、出会いの場でどのような価値観を持っているのか、そして相手の価値観をどのように尊重していくべきかを考える良いきっかけになるのではないでしょうか。賢作でした。


