石田ゆり子さんが語る、人生への多角的な視点
今回の通常版の表紙を飾るのは、女優の石田ゆり子さんです。年齢を重ねるごとに魅力を増し、多くの方から憧れの眼差しを向けられています。彼女は、「この先の人生にあまり希望を持てない」といった漠然とした不安や、「周囲が結婚、出産ラッシュで内心複雑」といったデリケートなお悩み、さらには「亡くなった愛犬が何年も夢に出る」というペットロスに関する相談にも、じっくりと耳を傾け、回答を寄せてくださったそうです。

石田さんは、「物事を一つの視点で捉えるとその考えから抜け出すのが難しくなってしまうので、あらゆる視点から眺めてみるというのは大事かなと思います」と語っています。一つの視点に囚われがちな私たちにとって、この言葉は、新たな気づきを与えてくれるのではないでしょうか。時には厳しい意見もあるかもしれませんが、それもまた、私たちを前向きな方向へと導く、芯の強さゆえかもしれませんね。
「OVER THE SUN」のジェーン・スーさん&堀井美香さんが贈る金言
昨年もこの特集を大ヒットに導いた、大人気ポッドキャスト『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』のお二人が、今年も登場します。「若い才能に嫉妬してしまう」といった本音や、「長女が苦手」「結婚しない人生、母にどう伝えるか」といった、まさにリアルな悩みに、とことん向き合ってくださったとのことです。

ジェーン・スーさんは、「『なぜ私は自分を肯定できないのか』と自分にベクトルを向けて、他人の物差しを毎日へし折っていきましょう!」と、力強いメッセージを送っています。また、堀井美香さんは、「『母親だから子どもを無条件に愛さなきゃいけない』という母性神話に囚われて、自分を責めていませんか?」と、私たちの心の奥底にある固定観念に問いかけています。お二人の言葉は、凝り固まった心を解き放ち、太陽の向こう側へと導いてくれるような、珠玉の金言に満ちていることでしょう。
光浦靖子さんが示す、暮らしのユーモラスな視点
50歳でカナダへ語学留学し、さらにはハリウッドデビューまで果たした光浦靖子さんも、読者の悩みに答えています。彼女には、「植物さえ幸せにできない」「お気に入りの器が惜しくて使えない」「冷蔵庫がカオス」「コンビニごはんを卒業したい」といった、日々の暮らしにまつわる、誰もが一度は感じたことがあるような「モヤモヤ」にご回答いただいたそうです。

光浦さんの「植物を幸せにする? こっちが幸せにしてもらってるんですよ!」という言葉には、思わずクスッと笑ってしまいます。また、「なんつーのか、3つ集まりゃ神のお告げ、私はそうやって人生を決めています」というユニークな視点も。カナダでの生活を経て、さらに逞しさを増した光浦さんならではの、ユーモアと愛に溢れた視点は、私たちを肩の力を抜いてくれることでしょう。私も、日々の小さな悩みに、こんな風に軽やかに向き合えたら、と思うばかりです。
尾上松也さんが紐解く、親子の複雑な関係
歌舞伎俳優の尾上松也さんも、この特集に登場します。映画『八つ墓村』で金田一耕助役を演じる松也さんは、近すぎるからこそ素直になれず、時にすれ違ってしまう「親子の悩み」にお答えいただきました。ご自身のパーソナルな経験を交えつつ、読者に寄り添ったアドバイスを送る姿は、きっと多くの共感を呼ぶはずです。

「中学生ぐらいの年齢というのは、反抗期といより〝家族に対する恥ずかしさ〟が出てしまうんです。特に男子は。大人に憧れるというか、親と旅行に行ったりすることを非常に恥ずかしいことだと勝手に感じてしまう。それを女子に見られたくないとか、そういう訳のわからないマインドに入っている時期なんです(苦笑)」という松也さんの言葉は、親御さんにとっては、お子さんの気持ちを理解するヒントになるかもしれませんね。私も、親として、子どもの成長の段階でそういった気持ちの変化があることを心に留めておきたいと思いました。
多彩な著名人と「超専門家」が提供する新たな視点
この特集には、他にも豪華な顔ぶれが揃っています。俳優の松岡茉優さんは、「ちょっと人生に疲れてしまった」などの悩みに効く一冊を紹介。作家の小川哲さんや哲学者の國分功一郎さん、文筆家の伊藤亜和さんらも、独自の視点から人生のヒントを提案しています。
さらに、又吉直樹さん&イラストレーターのたなかみさきさんによる恋愛相談、パックンによるお金の悩み相談に加え、人気プロレスラーの安齊勇馬さんをはじめ、気象予報士・スカウトマン・犯罪心理学者・元航空管制官といった、全く異なるジャンルの“超専門家”たちが、日常の悩みにそれぞれの専門知識を交えて回答する異色企画も用意されているそうです。どこを開いても新しい視点に出会える、読み応えたっぷりの大特集となっていることでしょう。
『CREA』2026年秋号、詳細情報
今回の「1冊まるごと人生相談」特集は、私たち一人ひとりが抱える「生きづらさ」に、真正面から向き合う機会を与えてくれるのではないでしょうか。著名人の方々の言葉を通して、新たな気づきや、心を軽くするヒントを見つけられるかもしれませんね。
雑誌名:『CREA』2026年秋号 ※季刊(3・6・9・12月 各7日発売)
発売日:2026年9月7日
特別定価:980円(税込)
発売元:株式会社文藝春秋
目次URL:
雑誌名:『CREA Due』2026年秋号Special Edition
発売日:2026年9月7日
特別定価:1210円(税込)
発売元:株式会社文藝春秋
目次URL:
この秋、ご自身の心と向き合う時間を『CREA』と共に過ごしてみてはいかがでしょうか。きっと、読み終えた後には、少しだけ心が軽くなっていることでしょう。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。賢作でした。


